かねてより建設中だった京都国立博物館の新しい展示棟「平成知新館」が完成し、その開館を記念した「オープン記念展・京へのいざない」が開催されました。これまで書籍などでしか見たことのない退蔵院の「瓢鮎図」や神護寺の「源頼朝像」が見れるとあって、さっそく見学しました。
「平成知新館」は敷地北側に新築されました。周囲を取り囲む水面、夕日が反射し、遠くに京都タワーを望みます。
設計を手がけたのは「ニューヨーク近代美術館新館「や「浜松市茶屋 松韻亭」を手がけた建築家の谷口吉生です。モダニズムが基調。
従来からある明治古都館(旧帝國京都博物館)では企画展が中心に開催されます。
明治古都館では企画展「国宝鳥獣戯画と高山寺」が開催されていました。連日、入場待ちの大盛況です。
見学を終わって建物を出るとライトアップされていました。明治建築の象徴と平成のモダニズム、好対照ですね。
建物内部は三階層ですが、大型仏像の展示エリアはオープン空間になっていて、上階層から見下ろすことが出来ます。
なお、平成知新館内には待望の本格的なレストラン「ザ・ミューゼズ」がオープンしました。こちらはまた機会がありましたら京都グルメコーナーにご紹介しますね。
水面の周囲にはライトアップされた噴水が一直線に並んでいます。その向こうに白く輝く京都タワー。
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