四条通商店街のアーケードに面した目疾地蔵の前はしょっちゅう歩くのですが、境内に足を踏み入れることはあまりありません。久しぶりの参拝です。今回は観音堂の千手観音様を明瞭に撮影できました。
正面の提灯が灯った建物はこちらのお寺の通称名になった「目疾地蔵」が祀られている本堂です。
目疾地蔵は丈六のかなり大きなお地蔵様、やさしいお顔立ちです。「泣き地蔵」とも「雨止み地蔵」とも呼ばれています。平安時代に定朝が作ったという伝承もありますが、確証がないため文化財には指定されてないのでしょうね。
本堂の右手前に小さな「観音堂」があります。空がガラスに反射して中の観音様を拝むことが出来ませんね。
ちょっとした工夫によって中の千手観音様をはっきり見ることが出来ました! 藤原時代に作られたというたいへん古いもの、国の重要文化財です。また洛陽三十三観音巡礼第16番札所ともなっています。
本堂右側に隣接した建物には、左に天道大日如来、右に大黒様(走り大黒天)も祀られています。
こちらは水子地蔵、門を入ってすぐ左側です。
小さな石仏もたくさん。
目疾地蔵(仲源寺)は、観光客やバスが行き交ってにぎやかな四条通の南側歩道から小さな門をくぐって入ったところです。狭い境内ですが、中はたいへん静か、四条通の喧騒を忘れさせてくれます。
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