妙法院の訪問は2度目ですが、前回は大変な雨の中、特別公開での拝観でしたが、公開部分の撮影は禁じられていましたので、ほとんど撮影できませんでした。ですのでこれが初の掲載となります。
妙法院は智積院の北隣、名称に「院」が付くため智積院の一部のように思ってしまいがちですが、全く別の寺院。中世は大変広い寺領を持つ大寺院でした。三十三間堂は妙法院の一部です。
山門から正面に見える庫裏は国宝です。屋根は複雑に入り組んだ入母屋造。上部は通気口になっています。庫裏は僧侶の食事を作る台所です。千人の僧の食事を用意することができるほど大きな庫裏です。
妙法院は皇族が住持を務める門跡寺院、そして「天台三門跡」のひとつです。(他は青蓮院と三千院)
入り口が解放されていましたので中を覗き見ることが出来ました。
天井まで吹き抜けです。さすが国宝建築物。
境内を「玄関」(後水尾天皇の中宮御殿である東福門院にあったものを移築した)の前を通って南に進んでいくと「本堂(普賢堂)」のあるエリアに入ることが出来ます。
境内のあちこちで見つけた「萩」の花。
「宸殿」、ここは幕末「七卿落ち」舞台の場でもあります。
「普賢堂」です。本尊である普賢菩薩像(重要文化財)が祀られています。
Ads by Google
|