「妙法院」

2011年8月16日 撮影
MYOHO-IN Temple, Higashiyama Kyoto - August 16, 2011
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妙法院(みょうほういん)、天台宗、山号は南叡山、本尊は普賢菩薩。比叡山上・西塔の「本覚院」が始まり、最初の門主は最澄だといわれる。平安末期、後白河法皇の時、洛中に移転した。16世紀以降は方広寺、三十三間堂、新日吉神社をかかえる大寺院であった。「庫裏(国宝)」は豊臣秀吉の造営、また「ポルトガル国印度副王信書(国宝)」を蔵する。
・京都市東山区妙法院前側町447 map
・075-561-0467
・市バス「馬町」下車すぐ
・春秋の特別公開時は拝観可能、通常時は境内のみ
・駐車場あり 無料

妙法院の訪問は2度目ですが、前回は大変な雨の中、特別公開での拝観でしたが、公開部分の撮影は禁じられていましたので、ほとんど撮影できませんでした。ですのでこれが初の掲載となります。

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妙法院は智積院の北隣、名称に「院」が付くため智積院の一部のように思ってしまいがちですが、全く別の寺院。中世は大変広い寺領を持つ大寺院でした。三十三間堂は妙法院の一部です。

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山門から正面に見える庫裏は国宝です。屋根は複雑に入り組んだ入母屋造。上部は通気口になっています。庫裏は僧侶の食事を作る台所です。千人の僧の食事を用意することができるほど大きな庫裏です。

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妙法院は皇族が住持を務める門跡寺院、そして「天台三門跡」のひとつです。(他は青蓮院と三千院)

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入り口が解放されていましたので中を覗き見ることが出来ました。

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天井まで吹き抜けです。さすが国宝建築物。

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境内を「玄関」(後水尾天皇の中宮御殿である東福門院にあったものを移築した)の前を通って南に進んでいくと「本堂(普賢堂)」のあるエリアに入ることが出来ます。

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境内のあちこちで見つけた「萩」の花。

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「宸殿」、ここは幕末「七卿落ち」舞台の場でもあります。

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「普賢堂」です。本尊である普賢菩薩像(重要文化財)が祀られています。

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