正月元旦の参拝です。かつて、空也上人は京都に蔓延した疫病退散を願って、十一面観音像を車に乗せて市内を曳き回り、念仏を唱え、病人に梅干しと結昆布を入れた茶をふるまったところ、たちまち病魔が静まったといいます。これにちなんで始められたのが正月三が日にふるまわれる「皇服茶(おうぶくちゃ)」です。
弁財天吉祥初稲穂の授与です。まず飾り物が何も付いてない稲穂が渡されます。
次に、稲穂に付けるお好みの飾り物を購入。一個500円あるいは1000円! 見栄っ張りはたくさん購入、するとたちどころに2000〜3000円の初稲穂に! すばらしいビジネスモデル!
これが「皇服茶(おうぶくちゃ)」、梅干しと結昆布がちゃんと入ってます。300円。
境内にはいろんな史跡があります。本堂左手には「阿古屋塚」。浄瑠璃、壇ノ浦兜軍記、三段目「阿古屋の琴責め」に登場する阿古屋の菩提を弔うため鎌倉時代に建立されたもの。台座は古墳時代の石棺の蓋を利用しています。
「阿古屋塚」の左側には「平清盛公乃塚」が建っています。考古学的には定かではありませんが、平清盛の墓です。
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