「泉涌寺、御座所・霊明殿」
2010年3月14日 撮影
GOZASHO and REIMEIDEN in Sen-nyuji Temple, Kyoto - March 14, 2010
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泉涌寺(せんにゅうじ)、真言宗泉涌寺派総本山。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏。後堀河天皇、四条天皇、水尾天皇など歴代天皇の陵墓があり皇室の菩提寺として御寺(みてら)とよばれる。伝承によると、856年、左大臣藤原緒嗣(おつぐ)が神修上人を開山として開創、あるいは、空海が天長年間(824年 - 834年)に開創した法輪寺が起源という説もある。鎌倉時代の1218年、宇都宮信房がこの地に大伽藍を建造したが、霊泉が湧いたので泉涌寺と称した。
・京都市東山区泉涌寺山内町27 
・TEL 075-561-1551
・アクセス 市バス 207,208「泉涌寺道」下車10分
・妙応殿は通常非公開、イベント会場として時々公開
・駐車場 無料
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最近は塔頭まわりの多かった泉涌寺ですが久しぶりの本堂拝観です。大涅槃図の公開と、「御座所・霊明殿」の特別公開がおめあて。
大涅槃図は「仏殿」に架けられていました。大きすぎて涅槃図の上部は折り曲げられ天井に、また下部はまかれたまま。いかに大きいかが分かります。縦16m、横8mの大きさで日本最大、狩野永納の弟子であった明誉上人による江戸時代中期の作です。
今日は毛氈の敷かれた休憩所が設けられていました。「舎利殿」では生け花の展示もありました。
「御座所・霊明殿」を拝観します。また、これまでもらってなかった「楊貴妃観音」と「善能寺」の御朱印もいただきました。
「御座所」は京都御所内にある皇后宮の御里御殿を移設したもの。1818年の建造。
御座所の「御車寄」です。皇室のご訪問時はここから入られます。
特別公開された「霊明殿」です。宸殿風の入母屋造り桧皮葺き。明治17年、明治天皇によって再建されたもの。歴代の天皇、および皇室の方々の位牌が祀られています。
「御座所庭園」
低い築山と池、雪見灯篭が配されています。
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