「初秋の霊山・正法寺」

2011年9月25日 撮影
Shoboji Temple, Higashiyama Kyoto - September 25, 2011
kyoto-sozoro.jpg

霊山(りょうぜん)正法寺(しょうぼうじ)は最澄により平安時代(728〜805)創建されたと伝えられている。創建時は霊山寺。法然上人はここを念仏道場としたが、1376年、国阿上人により時宗霊山派の本山とし、寺号を正法寺と改めた。ネズミが運んできた金銀で幸福に暮らしたという「鼠戸(ねずみど)長者」の伝説が残るお寺。鼠戸長者の守り本尊は秘仏・三面大黒天。
 ・京都市東山区清閑寺霊山町35 map
 ・075-561-8194
 ・市バス「清水道」下車徒歩20分
 ・境内自由
 ・駐車場なし

正法寺を再訪しました。前回は二寧坂から東にまっすぐのびる龍馬坂を直登し大変でしたので、今回は霊山観音の道を経由。坂が比較的なだらかなので楽でした。最後の急勾配は残っていますが。

shoboji21.jpg

山門前の駒札に「國阿上人忌」が掲げられています。まさに「今日」、しかも今行われているようです。行ってみましょう。

shoboji21.jpg

これが最後の登り。迂回路はありません。

shoboji21.jpg

書院が見えてきました。

shoboji21.jpg

そしてこちらが本堂。國阿上人忌の法要が執り行なわれている最中でした。お経は声明(しょうみょう)」です。案内の方が「本堂に上がって聞かれても結構ですよ。」と言ってくださいましたが、やはり檀家の皆様中心の法要ですので遠慮し、本堂の外から聞かせていただきました。

shoboji21.jpg

書院からは洛中の南部を俯瞰することができます。

shoboji21.jpg

境内で見つけたこの季節の花。白いヒガンバナです。

shoboji21.jpg

萩の花も。

shoboji21.jpg

苦労して登ってきただけの甲斐があります。素晴らしい眺め。

shoboji21.jpg


Ads by Google

Copyright (C) 2015 Zaucats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ