知恩院三門前の道を北に2,3分歩くと崇泰院です。知恩院は浄土宗、その塔頭の一つですが、浄土真宗本願寺の発祥の地でもあります。
以前は非公開でしたが、2010年から公開を始めたとのこと。門をくぐるとお寺の方から、「どうぞお上がりください。説明します。」と本堂に招き入れられました。この記事を書いている時点で拝観料は無料(志納)です。(後記:現在は事前にFAXによって参拝申込をすれば参拝できるようです。)
本堂から山門を振り返って。
左が本堂、正面は書院でしょうか。ピンクの花はちょうど開花していた杏(あんず)です。
本堂内のご本尊や親鸞聖人の若い頃の像などの拝み、次に本堂裏にある歴史的遺産に案内されました。サンダルに履きかえて階段を登っていったところに親鸞聖人廟所の跡があります。
石垣に囲まれた形で廟所の跡、そして五輪の塔があります。なお、石垣の上は知恩院の境内です。
親鸞上人が逆さに突きさした杉の杖が大木になったと言われる「親鸞逆さ杉」の切り株と、2台目の杉の木がまっすぐ空に向かって伸びています。直径20cmほど。
この石像の由緒はわかりませんでした。
階段を登る前には気づかなかったのですが、登り口右に蓮如上人産湯の井戸がありました。
階段の上から本堂を振り返りました。
杏の花、きれいですね。
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