涅槃会の合わせて本堂(仏殿)が公開されましたので、早速参拝してきました。いつもは格子の隙間から暗い堂内をのぞき込むだけですが、今日は思う存分内部を眺めることが出来ます。1934年再建されました。昭和の木造建築物の中で最大の建物です。
東福寺はたいへんおうようです。拝観料は取りません。また内部の写真撮影もまったく自由です。
泉涌寺、真如堂と同時に公開された涅槃図ですが、撮影できたのはここだけ。明兆の作です。
また天井の龍の図は堂本印象氏の作です。
明兆の涅槃図にはネコが描かれていることで有名です。(真如堂の涅槃図も明兆作です。ネコが描かれていました。)左下の白い像(祭壇で半分隠れています)の右足の下にネコは描かれています。
拡大すると法螺、ニャンコが!
創建当初の仏殿には巨大な五丈(15m)の釈迦如来像が安置されていましたが、1881年の火災で焼けてしまい、唯一残ったのがこの左手です。高さ220cm、幅93cmあります。
須弥壇の裏手に回ると、お坊さんがお勤めの時に履くものでしょうか。赤い靴がたくさん置かれていました。
涅槃会の間は甘酒の接待があります。本堂東側で。
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