東福寺の塔頭「深緑の光明院」

2018年5月22日 撮影
KOMYO-IN, Tofukuji Temple, Kyoto - July 22, 2018
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光明院(こうみょういん)、臨済宗。東福寺の塔頭のひとつ。1391年、金山明昶(きんざんみょうしょう)により開創。重森三玲の作庭による白砂と岩による庭園「波心の庭」で有名。東福寺境内の南端に位置し、拝観に訪れる人は少ないため静かに庭を眺めることが出来る。通称「虹の苔寺」。
 ・京都市東山区本町15丁目809
 ・TEL 075-561-7317
 ・アクセス JR、京阪「鳥羽街道」、徒歩10分
 ・拝観料 志納、¥300以上
 ・駐車場 東福寺駐車場を利用

緑が深くなった光明院(東福寺の塔頭)の参拝しました。多くの観光客で賑わう東福寺の境内をよそ目に、光明院は別世界。場所は、広大な東福寺の境内を出て南に広がる住宅地の中にあります。

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拝観受付(志納)を済ませ、さっそく方丈に。(ビューポイントその1)御本尊にお参りしたあと、御本尊に背を向け庭に向かって座ります。重森三玲の枯山水庭園「波心の庭」です。気温が高くなると苔の色が焼けてくるようで、今は茶色の陸地に岩がそそり立つ庭となっています。

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庭を都営囲む山の部分を構成するツツジとサツキの山は青々としています。

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玄関と方丈との間にある「書院」に入ります。今日は障子戸が開け放たれています。そして大きな月のような丸い窓。

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(ビューポイントその2)丸窓を通して「波心の庭」をながめます。

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(ビューポイントその3)茶室からの眺め。春秋の観光シーズンにはここで呈茶が行われます。

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別の角度からの「波心の庭」。方丈をバックに。

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残りサツキが色を添えます。

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以前は観光タクシーがこっそり案内する隠れ名所でしたが、いまは様々なメディアに紹介され隠れスポットではなくなっています。それでも最寄りの公共交通機関の駅から少し離れているためでしょうか、訪問する人はまばら。しかし光明院の良さを知っている方たちばかりとお見受けしました。皆さんしずかに心いくまで静かな庭園を眺めていらっしゃいます。

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