東福寺の塔頭「即宗院」
2010年1月17日 撮影
SOKUSHU-IN Temple in Tofukuji, Kyoto - January 17, 2010
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即宗院(そくしゅういん)、東福寺の塔頭のひとつ。薩摩藩、東福寺城の守護大名であった島津氏久の菩提のため1387年、剛中玄柔和尚を開基として創建。1569年、焼失したが、1613年に島津家久により再建、以降島津家の畿内菩提寺となる。元々この地は平安後期、関白藤原忠道が「月輪殿」を建立した場所。庭園の石組みが残っている。幕末には西郷隆盛と月照上人が密議を行った地としても知られる。
・京都市東山区本町15丁目
・TEL 075-561-9200
・アクセス JR 奈良線、京阪「東福寺」下車、徒歩10分
・通常非公開
・駐車場 東福寺の公共駐車場を利用、無料
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東福寺方丈の脇を奥に進むと竜吟庵、その右手、東福寺境内の東端に位置するのが即宗院です。今回初めて公開されました。三門で待ちかまえるのは説明員の方です。
三門両脇には砂岩で作られた仁王像が建っていました。
昨夜の放射冷却による冷え込みで通路両側の植え込みには霜が降りていました。
奥の石組みは平安後期の庭園のなごりです。枯山水の庭園だったそうです。京都市の史跡に指定されています。
境内裏手の小山を登ったところに「薩摩藩士東征戦亡之碑」があります。
西郷隆盛の自筆による「薩摩藩士東征戦亡之碑」です。隆盛は鳥羽伏見の戦に祭、ここに砲台を気付きました。いまは明治維新で戦死した525名の霊が祀られています。
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