6月30日、八坂神社「水無月大祓式」に参加しましたので、その様子をご紹介します。境内はあいかわらず海外からの観光客で賑わっています。「朱色」は特にアジア系の方々には人気のようですね。楼門前の階段から本殿前まで人でびっしり。
舞殿と東楼門との間には茅の輪が設置してありますが「水無月大祓式」が終了するまでは通れない旨が書かれロープが張られています。開放されるのを待つ人達が茅の輪の前に並び始めています。
さて八坂神社の水無月大祓式は午後3時からです。始まる少し前に到着したところ、参列者の席はすべて埋まっており(席はすべて八坂神社関係者のものだとあとで知りました)、式場のまわりに立っての参列となりました。なお神事の参加者には全員、白い紙包みが渡されます。
大祓式が始まりました。壇上には神職と氏子の皆さん。また段の下の席には八坂神社の婦人会など、神社に関係する方々です。一般の参加者はそのまわりに立ちます。
神職による長い長い祝詞が終わると各自の手元にある紙包みを広げて、切麻(きりぬさ、白いモジャモジャしたもの)を左肩、右肩、左肩の順にふりかけてお祓いをします。
続いて、人形(ひとがた)を体にこすりつけ、体中の厄をすべて人形に移します。そして最後に人形に息を吹きかけて紙に包んで神職に手渡します。
人形はいったん唐櫃に納められます。あとで茅の輪をくぐって焼却されるのです。
大祓式の締めくくりは茅の輪くぐりです。神職を先頭に、神社の関係者が先にくぐり、次に一般参加者がくぐります。これだけで300名以上ですので長い行列。
人数が多いので左右左と三回くぐることが出来ず、通り抜けるのみでした。
大祓式に参加した方々がくぐり終えると、神事に参加しなかった一般参拝者がくぐりはじめました。列の後尾は楼門から境内の外に出て、どこまで続いているのやら。かなり長い行列のようでした。
茅の輪をくぐったあとは本殿にお参り、、、 くぐった人たちはそのまま本殿に流れてくるはずですが、くぐっただけで他に行かれた方が多いようで。。
小さな茅の輪のお守りを購入しました。ミニサイズなので財布に入ります。これから半年間厄がやって来ませんように。(神社によっては神事の参加者には茅の輪守りを授与するところもあります。)
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