「安井金比羅・茅の輪くぐり」
2017年6月30日 撮影
YASUI KONPIRA SHRINE, Kyoto - June 30, 2017
|
|
安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)、祭神は崇徳天皇、大物主神、源頼政。天智天皇の頃(668-671年)に藤原鎌足が仏道を建立し藤寺と号した。のち、崇徳上皇の自筆肖像画を祀った。後白河法皇の詔によって1275年-1277年頃に光明院観勝寺が建立されたのが当神社の始まり。応仁の乱で荒廃したが太秦安井の蓮華光院(安井門跡)が移建され、讃岐金刀比羅宮も勧請したことにより安井の金比羅さんと呼ばれるようになる。良縁結び・悪縁切りのご利益がある。
・京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70
・075-561-5127
・市バス206系統「東山安井」下車、徒歩約1分
・境内自由、駐車場なし
|
6月30日「夏越の大祓」の日の参拝レポートです。安井金比羅は茅の輪くぐりとしては、、、マイナーですね。
安井金比羅といえば、こちらをくぐることでは超メジャーなのです。今日の参拝者を見ても95%以上の方々がこちらを目的にしていらっしゃいます(笑)。というとりも、そもそもこちらに茅の輪があるなんて知られていないのが現実でしょう。
なにはともあれ、茅の輪を探して境内を奥に進みます。
茅の輪は北の鳥居の手前にありました。神事は午後6時からですね。今日は旅程の関係で6時までここにとどまることが出来ませんので神事はパスしました。
並ぶことなく、心置きなく、ゆっくりくぐることが出来ました。「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶというなり。。」
境内で見つけたグレー猫さん、近所で飼われている猫さんのようです。お散歩中。
夏越の祓 ミニ知識
「夏越の祓」は、一年の前半最後の6月30日に行われる行事。半年間のけがれを祓い、残り半年の厄除けを祈願する神事。
茅の輪
神代の昔、素盞嗚命が旅の途中、一夜の宿を求めてある兄弟に乞うたところ、裕福な兄の巨旦将来には断られたが貧しい弟の蘇民将来は手厚くもてなした。のち、素盞嗚命は恩返しとして「茅の輪を腰につければ厄災から逃れられる」と伝えた。蘇民将来の一家は教えに従ったところ疫病から逃れることが出来たという。この言い伝えに習い、夏越の祓では茅の輪を作り身につける。
茅の輪くぐり
「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら大きな茅の輪を「左回り右回り左回り」の3回くぐったあと本殿でお参りすることによって半年のけがれを祓うことができる。
人形(ひとがた)
夏越の祓で行う厄払いの儀式。人の形を模した白い紙に氏名と年齢を書き、息を吹きかけて体を撫でて罪やけがれを移し、それを身代わりとして焼いたり水に流すことによって厄を落とす。
ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら
クリックお願いします
Ads by Google