京都御苑内には3ヶ所の神社があり、そのひとつ白雲神社、通称「御所の弁天さん」へ行くには、京都御所の南端、建礼門から南に進みます。(写真左は御所の南端、建礼門。白雲神社は右手)
入口は西と南の2か所ありますが、社殿は西向き。西側の鳥居から入るのが正式のようです。
短い参道を進むと正面が社殿です。
社殿の左手に社務所がありました。さっそく御朱印をいただき、本殿にお参り。
この神社の古い名前は「妙音堂」。弁財天は妙音菩薩と同一視されることもあっての名称でしょう。堂内には木造妙音弁財天(重要文化財)がお祀りされているそうです。
この神社の祭神として弁財天がお祀りされているため「御所の弁天さん」と呼ばれています。弁財天の絵馬がたくさんかけられていますね。弁財天は音楽・芸事の神様であり、琵琶が象徴ですね。
なお、白雲神社は。出町にある「妙音弁財天」と姉妹関係にあるそうです。もとは、どちらの弁財天も西園寺家にお祀りされていたものだとか。