千本今出川交差点を東に進むと、嘉楽中学校の前にこの石碑「禁裏道場蹟」が立っています。
ここはかつて大寺院であった「般舟院」です。中学校を含む広大な敷地でしたが現在はこの奥に小さな本堂があるのみです。
本堂は再建され、今は鉄筋コンクリート造りになっています。左は中学校のネット。
般舟院は2011年11月29日の新聞記事で名前を覚えた人も多いと思います。報道によると、「住職の借金により土地と建物が競売にかけられ、落札した北海道の不動産業者に所有権が移っている。重要文化財の仏像2体は住職の知人宅で見つかったが、その他文化財200点は行方不明。
住職は僧籍を剥奪され、2012年7月9日、文化財保護法違反により書類送検された。」とのこと。本堂隣の建物の方におうかがいしたところ、現在は別の名前のお寺になり、仏像はここにはないとのこと。寺院名は聞き漏らしました。一方、京都市上京区役所のホームページによると、この本堂は収蔵庫を兼ねて再建されたもので、仏像はここに収蔵されているとのこと。どっちがホント?
般舟院の西隣、嘉楽中学校です。
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