北野天満宮の新年の様子をご紹介します。参拝したのは1月3日、元旦ほどではありませんが、それでも参道は出店と初詣に参拝する人たちで埋まっています。「静か」よりも「賑やかに初詣が好き」な方におすすめ。天神さんは京都市内の北部エリアでもっとも賑わう神社ですね。なんでこんなに多いのでしょう、身動き取れない、、、。
初詣の参拝者数でいうと、伏見稲荷、八坂神社についで京都では第3位だそうです。参道の半ば辺りまでやって来ましたが牛歩のごとくいっこうに進みませんね。
やっと楼門前までたどり着き、混雑から開放されました。恒例の大絵馬が掲げられています。
この絵馬を見るのも北野天満宮を初詣する楽しみの一つです。今年は柴犬がモチーフですね。三輪晃久画伯によるものです。
もう一つ恒例の芸術作品がこれです。楼門を入って門の左右を振り返るとこれらが展示されています。「西新連合青年会」により制作され毎年奉納されるものです。左は「ニンジンくん」、西陣織の非公認キャラクターだそうです。右は応仁の乱をモチーフとした「糸人形」。
北野天満宮における年間行事の一つ「筆始祭・天満書」が行われていました(2日から4日まで)。北野天満宮の祭神、菅原道真は書道の神様ともいわれています。その道真公にあやかろうと、ここ絵馬書において一般参拝者が「書き初め」してそれを奉納するのです。
お参りするため三光門に向かいます。比較的空いていますね。門前の大混雑はどこへやら。あれだけの人はどこに行ったのでしょう。
三光門をくぐると、、、。 うわっ! 本殿前はお参りする人の列で埋まっていました。「急ぐ方は列に並ばず横からお参り下さい。」と場内アナウンスが繰り返し流れます。
列に並ばず横からお参りさせていただきました。待ち時間ゼロです。場内アナウンスの続き「列に並んでも横からお参りしてもご利益に差はありません。どこからお参りしても神様はすべての参拝者を平等に見ておられます。」
本殿の裏側に回りました。絵馬所には合格祈願の多くの受験生が列を作っていました。末社の並日の前に梅の花一輪。今年の開花は早いようです。
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