北村美術館の四君子苑が公開されていることを知り、さっそく出かけました。年に数日しか公開されず、また観光ガイドなどにはほとんど取り上げられませんので知る人ぞ知る庭園ですが、その作庭美はなかなかのものです。こちらが外門、左隣の煉瓦の建物は北村美術館です。
拝観料は¥2000、しかも内部は撮影禁止です。昨年までは撮影OKだったはずでは。うーん、残念。内玄関に入るまでしっかり撮影しよう。入り口の門をくぐってすぐ右の大きな石塔、観音正寺(滋賀県安土町)の三重石塔です。鎌倉時代前記。
「内玄関」です。拝観者の入り口は左に回ったところから。
内玄関から向こうの庭を見通せました。伊賀の六角形石灯籠。1564年の銘入り。
三和土に吊り下げられた「鍍金神鈴型牡丹文釣燈籠」
振り返ると「寄せ灯籠」が見えました。
左は「朝鮮螳螂」、そのうしろは「稲穂垣」
拝観者の上り口はここ。写真はここまで。ここから内部の見所は、ここまでの10倍以上あります。茶室と大徳寺・孤蓬庵忘筌に似た池、広間から見た大文字、などなど。庭園内には各地から集められた石像美術品が配置されています。重要文化財も3点ほど。
こちらの庭園は鴨川の河原に面しています。以前、河原の遊歩道を歩いた時、横の生垣の中にこんな庭園があるとは夢にも思いませんでした。
|