西賀茂の法雲寺は庭園で有名な正伝寺に向う道の少し手前、五山送り火の一つ「船形」を背負って建つ浄土宗の古刹です。
法雲寺は船山の山裾にありますので、本堂は階段を登った高台です。
本堂手前には地蔵堂、洛陽地蔵菩薩48体の29番札所です。
「十一面観音菩薩石像」は日本一の高さを誇ります。
書院の屋上は展望台になっていて、このように大文字山から比叡山まで遮るものが何もなく絶景です。
「船形」の全体は見えませんが、屋上からは間近に見えます。
「京の社寺を歩く」(京都新聞社編)によると、かつて法雲寺多くの八重桜が植えられ「花の寺」と呼ばれていた時期もあったそうです。西賀茂に移転したため失われてしまいました。ご住職の夢は「花の寺」の復活だそうです。
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