今年の例祭は雨に見舞われました。晴れていれば本殿の正面、白砂の上で行われるのですが、今年は拝殿の屋根の下です。
開始10時前、社務所の前に全員整列。緊張の面持ち。
楽隊の皆さんは拝殿の上へ。篳篥(ひちりき)担当の方は楽譜を確認中。鼓(つづみ)担当のかた「さあ、始まるぞ、みんなしっかりたのむぞ。」これから1時間半の式次第です。
来賓の方々の禊ぎ。
演奏が始まりました。
ここで楽隊は二手に分かれます。紫色の束帯を着た5名が演奏、武官の束帯を身につけた残りの6名が「東遊」(あずまあそび)を舞うのです。
前半は「駿河歌」
♪「ヤ、有渡浜に打ち寄する、波はななくさの妹、ことこそよし。ことこそよし、ななくさの妹は、ことこそよし、逢へる時、いささは寝なんや、ななくさの妹」
後半は袍(ほう)の右肩を脱ぎ、「求女子歌(もとめこのうた)」を舞います。
♪「千早振、この御社の姫小松、アハレ、レン、レレンヤ、レレンヤ、レレンヤ、レン、あはれの、姫小松」
腰の帯に丸いものが糸で留められています。なんでしょうね。
終わりました。玉串の奉納です。
あぶり餅の一文字屋さん、今日はお客さんが少なく手持ち無沙汰ですね。
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