今宮神社は京都市北区、昔だと洛外、大徳寺の北側に位置します。元旦の初詣レポートです。観光客が参拝するにはちょっと不便な場所ですね。参拝者の大半は地元の方々のように見受けられました。
楼門の右下には恒例の大絵馬が飾られています。今年の干支は申です。これはクモザルでしょうか。
楼門を入ると末尾が門の下まで伸びた長い列ができていました。初詣の参拝者ですね。
手水舎は「お玉の井」から水を汲み上げたものです。お玉、すなわち桂昌院の寄進によるものだそうです。
参拝者の長い列をよそに、本殿前まで進みました。
長い列ができた原因が分かりました。本殿の間口が狭く一度に一組づつしかおお参り出来ないこと、そして本殿正面の左側がそのままお守り授与所になっていて、参拝者はここで滞っているのです。だから参拝者の列は進んでいかないのですね。我が家は時間もなかったので列の並ばず、本殿の脇でお参りを済ませました。
舞殿には多くのお供え物が並んでいます。佐々木酒造を始めとして馴染みのある老舗の名前が連なっていました。
こちらは本殿に向かって左手の疫神社。今宮神社の摂社です。というよりあの有名な「やすらい祭」は駅神社の例祭ですね。
あぶり餅は今宮神社の門前名物。でも、今日はすごい行列ですね。
お店の方がおおわらわで餅を焼いていますが、お客さんが多すぎて追いつきません。何百年と続く元旦の同じ風景なのでしょう。
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