雲ヶ畑にあった弁財天は平安以前からこの地にあったと伝えられています。明治期に入って廃仏毀釈運動により厳島神社に名を変えましたが祭神は変わらず女神の天津石門別雅姫(あまついわとわけわかひめ)です。
大きな切り株がありますね。鳥居前に4本あった杉の大木の1本です。2006年10月、枯れて倒れる可能性があったために切られました。
樹齢約400年以上、根回りは510cmです。
切り口を見るとそれほど痛んでいませんでした。これよりもっとひどい木をいくつも見ていますので、切り倒すには時期尚早だったかもしれません。
境内を社殿に進みます。
手前が拝殿、うしろが本社。
本社の脇にも大きな杉の木がにょきにょきと立っています。
社殿の右手の山斜面に約5mの二つの石門岩(いわといわ)があります。この岩に、祭神の天津石門別雅姫が降臨したといわれています。表面にコケなどが付いていますので写真ではちょっと分かりにくいですね。
二つの岩の間の切り株の上にお地蔵さんが多数祀られていました。
千年以上前から産土産神として雲ヶ畑の人々を守ってきた社をあとにしました。
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