年の瀬も押し詰まって、上賀茂神社の参拝です。
今日は日が良いのでしょうか、婚礼の列に遭遇しました。神職を先頭に巫女さん、そして新郎新婦、親族が続きます。
全員、細殿に入り、婚礼の式が始まりました。ちなみに、上賀茂神社における神前結婚式は、一般の参拝者が多く見守る中、重要文化財の細殿で式を挙げ、最後に国宝の本殿にお参りします。
婚礼が行われる細殿の入り口左右には、年末になると翌年の干支の絵馬が飾られます。形は長方形ですがいちおう絵馬です。
来年の干支はひつじ。作者は日本画家である寺岡多佳さんです。
本殿にお参りします。
楼門をくぐると正面に吊り下げられた「宝船(蓬莱船)」、これが上賀茂神社の正月飾りで、節分の2月3日まで飾られます。
太い縄で船を型取り稲穂や松をあしらってあります。見るからに縁起が良さそうですね。
楼門の屋根には昨日の雪が残っていました。
お守りの授与所にて、大中小の破魔矢。値段は高中低、どれを買ってもご利益は同じです、かな?
女性の参拝者が多い「片岡社」の、すずなりの絵馬。源氏物語のデザインです。
上賀茂神社・四季のうつろい
10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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