大晦日の午後、上賀茂神社を参拝しました。深夜の12時00分、日付が変わると初詣が始まりますが、それに向けて境内では準備におおわらわの様子をお届けします。2015年12月31日、京都北部の天候は不順で、北の空は快晴、南は怪しい雲に覆われていて時折パラパラと降雨、傘や雨具が必要でした。
上賀茂神社には、年末年始の期間のみ飾られる装いがいくつかあります。竹細工、干支の絵馬、チェーンソーアート、卯杖、巨大破魔矢、しめ飾り、の六つ。これらを中心にご紹介します。
竹細工は那須さんの作品です。恒例になりましたね。初詣に参拝した人がおみくじをここにくくりつけ、三が日が終わる頃には「おみくじだるま」になります。
細殿の前には、こちらも恒例の左右に一対の大きな干支の絵馬。こちらは寺岡多佳さんの作品。
上賀茂の神職さんと同じ衣をつけたおサルさん。
青空のもと、楼門がまぶしい。門を支える手前の赤い柱、左右二本に卯杖が飾られています。
楼門の左わきには毎年、亀山政和さんの作品が奉納され展示されています。干支がモチーフのチェーンソーアートです。ゴリラっぽい顔つきのおサルさん。
本殿にお参りしました。明日からは大行列ですが本日は楽勝。年末年始は巨大な紅い破魔矢が飾られます。
こちらも恒例の宝船のしめ飾り。お参りする時、忘れずに頭上を見上げてください。上賀茂神社特有のものです。見るからに縁起が良さそうですね。
チェーンソーアートの歴代作品が一同に会しました。
家族揃って記念写真、来年の年賀状用かな(笑)。
橋殿。
境内には特設のお守り・おみくじ授与所が設置されました。巫女さんは準備に大わらわ。今夜深夜から佳境を迎えます。以上、大晦日、午後の上賀茂神社境内の風景でした。
上賀茂神社・正月の装い、じつはもう一つあります。二の鳥居をくぐってすぐ左、「すぐき漬」の樽が毎年飾られます。今回は撮影し忘れましたので昨年撮影した雪の中の「すぐき樽」の写真です。
|