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伏見稲荷「お山めぐり」熊鷹社までの往復 1時間ショートコース
2017年9月 撮影
OYAMA-MEGURI, Fushimi Inari Shrine, Kyoto, JAPAN - Sep.2017
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伏見稲荷の「お山めぐり」は赤い鳥居が連なる不思議なパワースポットして人気がありますが、最近は外国からの観光客にも大人気。またちょっとしたハイキングルートにもなっています。本社の奥にある眼力社を出発し、四ツ辻から反時計回りに一周して口入れ稲荷経由、出発点まで戻るルートを豊富な写真を使ってご紹介。 |
現在、京都観光において海外観光客に絶大の人気を誇る伏見稲荷大社、そして参拝客のほとんどが向かうのが千本鳥居です。鳥居のトンネルのふもとを出発し、稲荷山の山頂までめぐる「お山めぐり」は約4時間を要するロングコースですので、ほとんどの観光客は途中で引き返します。ここでは比較的短時間で、かつ要所を抑えた1時間のコースをご紹介します。
本堂左側の参道を奥に進んでいくと、いくつかの末社が並んでいます。突き当りを右に進みます。
右奥にお山めぐりの入り口「千本鳥居」があります。ここから「おもかる石」のある奥社奉拝所、さらに進んで山上の池「新池(あるいは、こがまが池とも呼ばれる)の脇に立つ熊鷹社。ここで引き返すと約1時間のお手軽なコースです。途中の風景写真とともにコースの詳細をご紹介します。以下の地図上、緑のポイント(出発点)から黄色ポイント(熊鷹社)までの往復コースです。登りは緑の線、下りは途中から赤い線に入ります。
正面は眼力社、右に見える鳥居がコースの入り口です。なお、公共トイレは20分ほど登ったところに、そして売店および自動販売機は奥社奉拝所と熊鷹社にあります。
行き交う人が最も多いのは入口付近(当然ですね)。行く人と帰る人の対面交通ですので立ち止まることすら出来ません。少し進むとトンネルは左右に分かれて、右トンネルは登り専用、左トンネルは下り専用となり、記念撮影もなんとか可能になります。
10分弱で奥社奉拝所に到着。広場になっていて奉拝所やおもかる石などがあり賑わっています。おもかる石を試そうという人たちの行列ができていますね。時間に余裕があれば並んで挑戦してみて下さい。
奥社奉拝所の脇にはおきつねさんの絵馬が治められています。顔の表情が自分で書くんですね。
更に上に登る千本鳥居の入り口です。記念撮影の観光客がしばしば入り口に居座りますが、遠慮して待っていると渋滞しますので記にせず通行しましょう。
奥社奉拝所までの人数と比べればかなり減った感じがしますね。多くの観光客が奥宮で引き返したことがわかります。
少し進むと鳥居のトンネルが途切れ、右手には「伏見神宝神社」に進む分岐道。左手には少しひらけた台地があって「根上り松」が祀られています。また、新しくこのようなものができていました。
台地の上から今通ってきた鳥居トンネルを見下ろすことができます。外側から見ると鳥居はこんなふうに並んでいるんですね。それにしてもすごい密度です。これ以上新たに建てる隙間はありませんね。
トンネルに戻り、先に進みます。
途中、大きなトイレを経由して、、、
沢沿いの道も経由して、、、
15分程で「熊鷹社」に到着。最後の登りは階段になっています。
XX大神と書かれて奉納された古い石柱が林立し、ちょっとオドロオドロしい雰囲気です。
奥に進んでいったところから新池の全体が見渡せます。湖面は鏡のように静かな、山上の池です。池にせり出している建物が熊鷹社。
こちらが熊鷹社。お参りしたあと、来た道を戻ります。
すぐに道は二手に分かれます。左は登ってきた鳥居トンネル。右は帰路です(地図における亜幹線で示されたルート)。こちらは鳥居のないひらけた散策路です。途中に「八島ケ池」や造営中の日本庭園があります。
下りの道は広くのんびりと歩くことが出来ます。途中に立ち止まるところも少ないのであっという間に終点の納札所に到着することでしょう。
納札所の前に立つお狐さん。
末社が並ぶ出発ポイントに戻りました。歩行時間はおよそ40分+見学時間20分の1時間コースでした。短時間ですがお山めぐりの雰囲気は十分味わえるコースだと思います。
ところで鳥居は誰でも建立できるのをご存知でしょうか。大きさによって値段は変わりますが、最も小さいもので¥175,000、最も大きいもので¥1,302,000となっています。
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