「白川疏水 北部 - 御蔭通から賀茂川まで」

2009年3月28日 撮影
Shirakawa Sosui Canal Promenade - March 28, 2009
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琵琶湖疏水は、琵琶湖の水を京都に引くための作られた水路です。大津からトンネルで山科へ、蹴上で発電所を経由し、水は南北に分かれて流れていきます。北は哲学の道(白川)から鴨川をまたいで堀川まで、南は伏見を経由して宇治川まで、それぞれ長い水路を形成しています。川沿いは遊歩道として、京都市民・観光客の憩いの場となっています。桜が多く植えられ、春は桜の名所。

白川の疎水は南禅寺境内にある水路閣を起点に北上、哲学の道、銀閣寺を経て今出川通を渡り、更に北西に向かって高野川を超え、最後は賀茂川に至る、延長約7kmの水路です。両側に遊歩道が作られ散歩道として多くの市民に利用されています。

白川疎水の北側半分、御蔭通との交差ポイントから賀茂川までを自転車で走りました。桜も咲き始めており、絶好のポタリング日和。スタート地点の写真です。いつも食事に利用させてもらっているフレンチレストラン「リーボン」の前から出発。

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桜はやっと咲き始めたばかり。三分といったところ。

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途中にいくつか、見学スポット。こちらは「駒井家住宅」、ヴォーリズの設計です。

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こちらも有名な「銀月アパート」、中に入ることはできませんが、この見事な桜が有名なのです。

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自然の川であれば京都は北から南に向かって標高が下がりますので、南に向かって流れるのが自然なのですが、この疎水は北に向かって流れていくところが不思議。うまく設計されてます。

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どんどん北に進んでいきましょう。

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疎水両側の側道は「白河疎水通」と呼ばれています。

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川辺には桜が続いています。

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高野川の手前にある「賀茂波爾神社」(かもはにじんじゃ)、別名「赤の宮神社」です。鳥居の脇には早咲きの桜が満開。

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このあたり、満開になれば川面を覆い尽くすのでしょうね。下鴨本通を過ぎた辺りから左カーブして流れが南に向かいます。

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北大路の辺りで流れは暗渠(地下水路)になります。そして最後に賀茂川の土手にぶつかって今日の終点。振り返れば比叡山が正面に。疎水はサイホン式で賀茂川を渡り、さらに堀川通まで続いていきます。紫明通りの中央を暗渠で通っているので流れを目にすることは出来ませんが。

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賀茂川の堤防の上から。ここまで3.8km。自転車ですが、あちこちに立ち寄ったため約1時間の行程でした。歩いても1時間でしょう。

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