「哲学の道・紅葉の風景」

紅葉し始めた頃、哲学の道を北から南まで歩きましたので、その光景をご紹介します。スタートポイントは白川通・今出川交差点です。疎水に沿って若王子神社まで歩きます。

まず、銀閣寺に向かって東方向に向かいます。途中、白沙村荘手前のイチョウが綺麗！

まっすぐ進めば銀閣寺ですが、疎水の橋の手前を右に曲がれば哲学の道です。ここから疎水沿い遊歩道の写真が続きます。似たような写真が多くなりますがご容赦（汗）。

疎水沿いに石畳の遊歩道が設けられています。春あるいは紅葉シーズンはかなりの通行量ですので、マイペースで歩きたい方はアスファルト舗装された右側の広い道をどうぞ。

「幸せ地蔵尊」のあたりの光景です。疎水の右にも左にもお店がたくさんあるので歩いていて飽きることはありません。

哲学の道は春の桜で有名です。一方、疎水沿いの紅葉は多くなく、紅葉散策を目的として歩くには適しません。彩りを添えるものとしては色とりどりのサザンカの花でしょうか。

哲学の道は例に漏れず、銀閣寺とともに海外からの観光客に人気のスポットです。この日の海外比率は70％（外国人：日本人＝７：３）といったところでしょうか。

哲学の道をそのまま歩いていってもいいのですが、少し山側（東側）に登れば法然院、安楽寺、霊鑑寺といった紅葉の名所が目白押しです。ちょっと足を伸ばして見学してみるといかがでしょうか。

石畳が２列のところはすれ違いが可能ですが、ところどころで１列になります。

大豊神社に向かう参道入口を過ぎたあたりで疎水はS字カーブとなります。

S字カーブを過ぎて疎水が直線になったところでカエデが増えてきましたね。哲学の道の中でもっとも紅葉が多いのはこのあたり。

現在は営業していない「喫茶若王子」へ降りる階段のあたりに地域猫さんがたくさん。耳が桜カットされているのでボランティアの方々にしっかり保護されているのでしょう。たくさんの観光客が猫さんたちをモデルに撮影していました。

哲学の道が少し広くなっているところ、日当たりの良い手すりの上でまったりしている猫さんたち。

ミケねこさんも。

猫さんエリアをすぎるとまもなく終点の若王子神社です。

哲学の道の終点に到着です。ここまで寄り道しながらゆっくり歩いても１時間かからない道のりですが、四季を通じて風情ある景観をみせてくれる京都で人気随一の散策道です。