萬福寺「開山堂」隠元大師を祀る2017年9月24日 撮影
KAIZANDO in Manpukuji, Uji, Kyoto JAPAN - Sep.24, 2017 | |
「開山堂」(かいざんどう)は萬福寺の建造物の一つ、開山・隠元禅師を祀る。 |
萬福寺・開山堂は、三門をくぐってすぐ、蓮の鉢が並ぶ間を左に入ります。1661年、萬福寺を開山した隠元禅師を祀る場所です。
赤い門が見えますね。開山堂の入り口「通玄門」です。常時開放されていますので拝観することが出来ます。
門をくぐりましょう。
こちらが開山堂です。開山堂自体が一つの寺院のように立派ですね。
正面がネットになっていますので内部を見ることが出来ますが、建物の右側に入り口がありますので、中に入ってお参りができます。
こちらに隠元禅師が祀られています。ここで少し隠元禅師について。インゲンマメで名を残す隠元禅師は中国の高僧です。62歳の時に日本に招かれ後水尾法皇や徳川家綱から崇敬されます。禅師は日本各地で禅を広めますが、当初、日本滞在は3年の約束であったといわれていましたが、宇治に中国様式の寺を建立するなどの引き止め策が功を奏し、禅師は生涯を日本で暮らすことになったのです。
開山堂から入口の通玄門を眺めたところです。
隠元禅師は萬福寺の住職を退いたのちは、右の建物「松隠堂」で暮らしました。没後に建造されたのがこちらの開山堂です。松隠堂のエリアには開山堂の建物を含め全部で7つの重要文化財建造物があります。
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