宇治の古刹、黄檗宗の大本山「萬福寺」をご紹介します。秋のよく晴れた日の訪問です。
「三門」前に広がる「水廊」です。蓮の葉で埋め尽くされていますので夏場は蓮の花で見応えがあったことでしょう。
「三門」です。中はなんだか賑やかそう。今日は8日、偶然「ほていまつり・手作り市」の日に当たりました!
「文華殿」です。宝物館に行かれる方はこちら。
建物と建物は渡り廊下で結ばれていて、天井にはびっしり提灯が。
「斎堂」前に吊り下げられたこれは有名ですね。開バン(かいぱん)とよばれ、木魚の原型です。一般的には魚板ともよばれています。左下の白い張り紙、「鳴物は絶対に叩いてはいけません」と書かれていました(笑)。
こちらは雲板(うんばん)、これも斎堂前に吊り下げられています。お坊さんたちに食事や法要の開始を知らせるものです。
「天王殿」では法要が行なわれていました。毎月8日のほていまつりでは布袋尊法要が午前と午後の2回行われるのです。中央に安置されているのは布袋尊。
2層式の大きな建物は大雄寶殿(だいおうほうでん)で、萬福寺の本堂にあたる建物。本尊の釈迦如来座像の他、十八羅漢像を安置しています。
渡り廊下の風景。中国風の陶器製線香立てがありました。
「法堂(はっとう)」です。
こちらは「開山堂」、卍くずしの欄干はまさに中国風。萬福寺を開いた隠元禅師が祀られています。
黄檗宗の精進料理「普茶料理」を山内でいただくことができます。5日前までの事前予約が必要。¥7,000と¥5,000 のコース、そして¥3,000のお弁当、3タイプが用意されています。
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