宇治の古刹、黄檗宗の萬福寺には巨大建造物がいくつもあって見ごたえがありますが、そのうちの一つ「天王殿」をご紹介します。おおきな山門をくぐって真正面に見える建物が天王殿です。
萬福寺は中国様式の寺院です。随所に中国様式が見られますが、この天王殿そのものが中国様式です。寺院の玄関に当たる建物が天王殿です。
そしてその中に祀られていて参拝者を迎えるのは黄金色に輝く布袋さん。中国では弥勒菩薩の化身だといわれています。
大きな布袋さんですね。京都には「都七福神巡り」というものがありますが、この天王殿はその一つなのです。
この布袋さん、萬福寺のシンボルでもありますね。
天王殿は四天王が四方を守っています。
なお、布袋さんの裏側には韋駄天が祀られているのですが写真を撮り損ねました。残念、、。
カラフルな小袋は「ほてい祈願袋」です。色は五種類、色ごとに祈願する内容が異なります。紙に願い事を書いて袋に入れてここに収めます。赤と白が多い気がしますね。ちなみに赤は恋愛成就、白は金運向上。
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