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「一保堂茶舗」の大福茶2013年1月11日 撮影
IPPODO-CHAHO, Teramahi, Kyoto - January 11, 2013 | |
一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)は日本茶の老舗。近江出身の渡辺伊兵衛により1717年創業、のち山科宮家により「茶ひとつを保つ」という意味で「一保堂」の屋号を賜った。本店は1864年の建造。「喫茶室嘉木」を併設。 |
二条上ルの寺町通商店街は500mほどの、京都らしい風情のあるお店が並んでいます。そのなかのひとつが一保堂茶舗です。
今回立ち寄ったのは新年のお茶「大福茶(おうぶくちゃ)」を購入するためです。「店内撮影してよろしいですか?」とお尋ねしたところ快く了解をいただきました。
壁面には歴史を感じさせるお茶の保存容器が並んでいます。
こちらが購入した「大福茶」。無病息災を祈って元旦に飲むお茶です。梅干しをひとつ入れて頂きます。もとは「王が服する茶」からきたことば。六波羅蜜寺では「皇服茶」という字を当てていますね。
隣の部屋にはお茶を淹れる様々な道具がディスプレーされています。
この建物、1864年の建造です。
一保堂の裏手に回ると、ちょっとした気遣いを発見。ガスか水道の配管でしょうか。竹を組んでうまく隠してあります。奥にはタンクを同様に竹組で覆っています。これに限らず、京都の町を歩くと商店から一般民家まで、街の美観を保つために様々な工夫が施されていることには感心します。この寺町通も電信柱がなくなればもっと良くなるんですけどね。
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