京こま、京都の伝統工芸品のひとつ。公家の女性が着物地を巻いて遊んだのが始まりです。着物布や綿の「して紐」を芯に巻き重ねて作られます。「雀休(じゃっきゅう)」という屋号で7代目の中村佳之(よしゆき)さんその技法を受け継いでいます。「雀休」は、毎日庭に遊びに来る雀が一休み出来るよう庭石のくぼみに水を注いでもてなしていたことに由来するそうです。 ・お店 「雀休庵」 ・住所 京都市中京区神泉苑町1 TEL.075-811-2281 ・アクセス JR山陰線あるいは地下鉄「二条駅」下車、御池通を東へ徒歩7分 ・お店の紹介ページはこちら
神泉苑付近の御池通を散策したときにみつけたお店「京こま-雀休庵」です。小さなお店ですが、美しい工芸品が所狭しと展示されています。お店の方が作り方など詳しく説明してくださいました。
一時、京こまの製作は絶えていた時期がありましたが、7代目の中村佳之さんが復活させました。
「大中小入り箱、¥1575」を購入しました。色はお店で自由に選べます。
触ってみると弾力性があります。回りにくかったら縁の部分を手で形を変えてください、とのことでした。