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京菓子「清浄歓喜団」SEIJO-KANKIDAN, Kyoto Traditional Sweets | |
清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)は奈良時代に遣唐使によって、仏教伝来とともに伝わった唐菓子の一種で
京御菓子司「俵屋吉富」はその製作法を現代まで守り続け、販売を続けている。創業は元和3年(1617年)。 |
しばしば歴史的な京菓子の筆頭にあげられる「清浄歓喜団」ですが、ひとつ525円、ちょっと味わうには「高いなぁ」と思いつつ手が出せませんでした。しかし一度味わってみなければ、と意を決して購入しました。2個入りパッケージですが、しゃれてますね。
清浄歓喜団という名前から、最初はこれが御菓子の名前だとは思いません。しかし千年以上前に中国から伝えられた菓子だと教えられると納得。
これが「清浄歓喜団」です。
線香に使われる白檀、桂皮、龍脳など七種の香を練り混ぜた皮で包み、胡麻油で揚げてあります。上部の八つの結びは蓮華を表しています。
かつて中身は栗、柿、あんずなどの木の実でしたが、今は小豆餡が用いられています。それでも香のかおりが強く、ひとくち食しての印象は「漢方薬」でした。また皮はカチカチに揚げてありますので歯の弱い方は歯が立たないかもしれません。
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