「法輪寺・参道階段の青もみじ」

2016年5月28日 撮影
Horinji Temple, Arashiyama, Kyoto - May 28, 2016
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法輪寺(ほうりんじ)、あるいは虚空蔵法輪寺、「十三まいり」で有名。本尊は虚空蔵菩薩。713年、行基が元明天皇の勅願により、五穀豊穣、産業の興隆を祈願する葛井寺(かどのいでら)として建立したのが始まり。その後、829年、道昌が、虚空蔵菩薩像を安置して、法輪寺と改名した。境内には電気電波の祖神として電電宮があり、電力、電気、電波、電子等あらゆる電気関係者の無事故安全を祈願する。
 ・京都市西京区嵐山虚空蔵山町68 map
 ・075-862-0013
 ・アクセス 京福電車嵐山線「嵐山」下車徒歩10分
 ・境内自由、駐車場あり

嵐山・渡月橋を南に渡ったところの古刹「虚空蔵法輪寺」、京都在住の方には「十三まいり」でおなじみの寺院ですね。

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こちらの青もみじは、参道の広い階段が見事です。

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階段は青もみじのトンネル。

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ところでこの階段、別の意味でよく知られた場所です。これまでにここで何度も殺人事件が起きているのです。

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とはいえ現実に起こったわけではなく、京都サスペンスドラマの中での話。階段の一番上で犯人と被害者がもみ合い、最後に階段を転げ落ちて事件となります。階段に立ってみると、実際は転がり落ちるほど傾斜はきつくありません。

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本堂にお参りしますと、中から「十三まいり」の読経が聞こえてきました。

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「十三まいり」を終えたみなさんです。数えで13歳になったとき、無事成長の御礼と知恵を授かるため法輪寺の虚空蔵菩薩にお参りします。参拝を終えて本堂を出たあと、渡月橋を渡り終えるまでうしろを振り返ってはならない(振り返るとせっかく授かった知恵を失ってしまう)という言い伝えをみなさん守っているのでしょうか。

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こちらは多宝塔、下部がビニールで覆われているのはちょっと野暮ですね。

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羊の手水舎は有名ですね。虚空蔵菩薩の使者です。

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展望台から渡月橋を眺めていたところ、手すりの真下にある通路を歩く人がいます。広い階段とは別にこちらにも参道(裏参道)があるようです。今回の帰路はこちらを挑戦してみます。

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裏参道の入口はこちら、赤いコーンのうしろ、アルミドアです。非常に分かりにくいですね。お寺としてはこちらの通路を積極的に利用させないようにしている、と感じられました。

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展望台の真下を通って狭いなだらかな階段が続きます。

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うっそうとした最後の直角の曲がり角に看板が立っていました。入口は5時に閉まるそうです。

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広い道路に出るといきなり渡月橋の真正面でした。これが裏参道の入口です。渡月亭とわらびもちの峯嵐堂の間。こちらのルートは近道として帰路に使うのがよろしいかと思います。参拝時はやはり正規の参道階段からどうぞ。

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