「法輪寺・桜と十三詣り」

2018年3月30日 撮影
HORINJI TEMPLE, Arashiyama, Kyoto JAPAN - March 30, 2018
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法輪寺(ほうりんじ)、あるいは虚空蔵法輪寺、「十三まいり」で有名。本尊は虚空蔵菩薩。713年、行基が元明天皇の勅願により、五穀豊穣、産業の興隆を祈願する葛井寺(かどのいでら)として建立したのが始まり。
 ・京都市西京区嵐山虚空蔵山町68
 ・075-862-0013
 ・アクセス 嵐電「嵐山」下車徒歩10分
 ・境内自由、駐車場あり

満開の桜に包まれた嵐山の虚空蔵法輪寺に参拝しました。

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折から「十三詣り」の真っ只中、数え年十三歳の晴れの着物で着飾った男の子、女の子が多数参拝中でした。

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いとものダラッとした長い階段を登ります。ゆるやかなので、ここで転んでも下まで転がり落ちることはありませんよ。京都サスペンスで最も多く「階段転落死」のシーンが撮影される場所ですが、スタントの役者さんはここを転がるにはかなり練習を積んで挑むのでしょうね。

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ともあれ、多くの方々が参拝中です。

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本堂わきの桜も満開。

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そもそも「十三詣り」という慣習はどういう由来があるのでしょうか。この習慣自体は全国的なもので、京都の法輪寺が特に有名ですが、大阪では太平寺、奈良では弘仁寺、東京の浅草寺でも見られるとのこと。

昔は数え十三歳は大人の仲間入りをする年齢、同時に人生初の厄年でもあります。この厄を祓い、また知恵を授かるようにと、菩薩の中で十三番目に生まれた虚空蔵菩薩にお参りするのです。

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本堂の右手はお守りなどの授与所になっていますが、その手前の八重桜が見事に満開です。

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アップ写真がこちら。

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朱塗りの多宝塔を囲むようにソメイヨシノ他が満開です。

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法輪寺の見どころの一つ、展望台です。

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展望台の直下は桜が満開です。

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桜越しに渡月橋と嵐山の賑わいを見渡すことが出来ます。

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遠く、北山から比叡山、京都タワーを望むことが出来ます。

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渡月橋に戻りました。晴れ着を着た十三参りの子供たちの姿は見当たりません。参拝したあとの帰路、渡月橋を渡り終わるまでは後ろを振り返ってはならない、という習慣は昔の話のようです(笑)。ほとんどの方は門前に車やタクシーを乗り付けての参拝されるようでした。

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