「松尾大社の松風苑」

撮影 2009年2月15日
Matsuo Grand Shrine, Kyoto - February 15, 2009
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松尾大社(まつのおたいしゃ)古代より松尾山の山頂付近の巨石を磐座とする信仰があった。5世紀に秦氏が渡来し、この地一帯を開拓したが松尾山の神(大山咋神)を同族の総氏神としてあがめ祀った。701年、勅命により秦忌寸都理(はたのいみきとり)が社殿を造営し、娘を斎女として奉仕させた。以降、秦氏が当社の神職を務めた。なお、秦氏は酒造の技法を伝えたことにより松尾神は酒造の神としても信仰される。
 ・京都市西京区嵐山宮町3 map
 ・075-871-5016
 ・市バス 嵐山大覚寺行き「松尾大社前」下車徒歩5分
 ・境内自由
 ・駐車場 あり

松尾大社です。午後も時間が遅く、しかも天候に恵まれず画質はよくありませんのでご容赦。

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松風苑の拝観入り口は本殿右手です。

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松風苑は「上古の庭(じょうこのにわ)」「曲水の庭(きょくすいのにわ)」「蓬莱の庭(ほうらいのにわ)」の3つの庭で構成されています。拝観受付には渡り廊下をくぐって。頭上注意。

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まず目に飛び込んでくるのは「曲水の庭」。巨岩は四国・吉野川産の青石です。全部あわせて約200個使われています。

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後ろの建物は宝物館。

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次は「上古の庭」、笹の植え込みに巨岩が立ちます。

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一番奥の3つの大きな岩がこの庭の中心。左の2つは松尾大社のご祭神の男女二柱を表しています。

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お寺の方が岩の表面に顔が見えると説明して下さいましたが、よくわかりません。しかしよーくみると左の緑岩には観音の上半身(左向き)のように見えますね。中央の岩に上部には目にように見える黒点が2つ。ちなみに左は女神、右は男神だそうです。

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拝観ルート途中に磐座への登拝口がありました。701年、松尾大社の本殿が建造される前は古代磐座(いわくら)信仰の中心、本殿の裏山に巨岩があります。聖地のため一般の人は入れませんが、以前にTV番組で紹介されていたのを見たことがあります。ウッソウとした薄暗いところでしたね。

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3つ目の庭は「蓬莱の庭」、前の2つの庭とは離れていて、楼門手前の茶所に隣接しています。拝観チケットを見せて入りますので無くさないように。

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蓬莱とは不老不死の仙界、つまり仙人の世界ですね。池は羽根を拡げた鶴の形。

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