松尾大社です。午後も時間が遅く、しかも天候に恵まれず画質はよくありませんのでご容赦。
松風苑の拝観入り口は本殿右手です。
松風苑は「上古の庭(じょうこのにわ)」「曲水の庭(きょくすいのにわ)」「蓬莱の庭(ほうらいのにわ)」の3つの庭で構成されています。拝観受付には渡り廊下をくぐって。頭上注意。
まず目に飛び込んでくるのは「曲水の庭」。巨岩は四国・吉野川産の青石です。全部あわせて約200個使われています。
後ろの建物は宝物館。
次は「上古の庭」、笹の植え込みに巨岩が立ちます。
一番奥の3つの大きな岩がこの庭の中心。左の2つは松尾大社のご祭神の男女二柱を表しています。
お寺の方が岩の表面に顔が見えると説明して下さいましたが、よくわかりません。しかしよーくみると左の緑岩には観音の上半身(左向き)のように見えますね。中央の岩に上部には目にように見える黒点が2つ。ちなみに左は女神、右は男神だそうです。
拝観ルート途中に磐座への登拝口がありました。701年、松尾大社の本殿が建造される前は古代磐座(いわくら)信仰の中心、本殿の裏山に巨岩があります。聖地のため一般の人は入れませんが、以前にTV番組で紹介されていたのを見たことがあります。ウッソウとした薄暗いところでしたね。
3つ目の庭は「蓬莱の庭」、前の2つの庭とは離れていて、楼門手前の茶所に隣接しています。拝観チケットを見せて入りますので無くさないように。
蓬莱とは不老不死の仙界、つまり仙人の世界ですね。池は羽根を拡げた鶴の形。
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