京都は美味しい水の都、平安時代から数々の名水が知られ、なかでも「懸井」は「京の三名水」のひとつです。ちなみにあとふたつは梨木神社の「染井」と「佐女牛井(さめがい)」です。「懸井」は京都御苑に中立売門から入り、すぐに左に向かうと「中立売休憩所」、この前を通り過ぎそのまま進むと宮内庁京都事務所の建物が正面に見えます。左の遊歩道を進んでいくとこの井戸が見えてきます。
残念ながら井戸は現在枯れていて、その水を飲むことは出来ませんが、古くは「大和物語」でも病気を治す水と紹介されていて、たいへん古い井戸なのです。
井戸の後ろに見える建物は宮内庁京都事務所。仙洞御所など特別拝観の申し込み時にはお世話になるところです。
Ads by Google
|
人気コンテンツ(絶景かなドットコム・アクセス上位記事から)