京の名水「閼伽水」撮影 2010年1月
AKASUI in Chokenji Temple, Kyoto - January 2010
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閼伽水(あかすい)は京都・伏見の名水のひとつ、弁財天を本尊とする「長建寺」の境内にある。
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伏見の疎水「濠川」に沿った散策路を歩いていると赤い門が目を引きます。
こちらが「閼伽水」のある長建寺です。境内は広くなく門をくぐってまっすぐ進めばすぐに本堂。ご本尊は珍しい弁財天です。創建は江戸時代初期。拝観は無料です。
本堂の手前左側に手水鉢が見えますが、実はこれが「閼伽水」なのです。
呼び名の閼伽水はもともと仏様に供える水のこと。伏見の地名は「伏水」からきていて、すなわち伏流水を表しています。伏見エリアの地下水脈から汲み上げた水はすべて名水です。こちらはお寺の境内の湧き水ですから仏教にちなんだ名前がつけられたのでしょう。
近くにある造り酒屋、月桂冠大倉(さかみず)や黄桜(ふしみず)に使われる水と同じです。とても柔らかい水でした。弁財天にお供えしたり境内の桜の木を潤すのに使われているそうです。
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