蚕ノ社(木嶋神社)を参拝した時のことです。
一段高くなった本殿の石垣に奇妙な文字が刻まれた石碑がありました。右側の灯籠の右に見える文字が刻まれた石がそれ。
よく見ると「縮縮緬仲間」と刻まれています。はじめは「しゅくしゅくめんなかま??」かと思いましたが、最初の一文字は「ちぢみ」、続く2文字は「縮緬(ちりめん)」のようです。「文化十四?五月」これは建立された年でしょう。1817年です。また上部には「西陳」の文字。「西陣」ではありません。
この石は石垣に組み込まれていますので正確には石碑と呼べないかもしれません。木嶋神社は織物・染色の守護神ですので西陣の織り屋仲間からこのような奉納があっても不思議ではありません。詳しいことはわかりません。
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