京都のモニュメント

「清水寺の忠僕茶屋」

撮影 2013年3月

CHUBOKU-CHAYA Cafe, Kiyomizu Temple, Kyoto - March, 2013

忠僕茶屋（ちゅうぼくちゃや）。幕末、討幕運動に身を投じた清水寺・成就院の月照上人は西郷隆盛とともに薩摩に逃亡。これに付き従ったのが大槻重助。月照上人が入水後、その遺品を京都に持ち帰り、生涯お墓を守り続けた。のち、清水寺は大槻重助の功績に報いるため境内にて茶屋を営む権利を与えた。これが忠僕茶屋。現在4代目。
　・清水寺境内の南、参道の途中　
　・アクセス　市バス「五条坂」下車徒歩10分
　・見学自由
　・駐車場なし

清水寺の拝観ルートもほぼ回り終わる清水の舞台の下を通り抜けて、「十一重の塔」のある広場までやってくると「忠僕茶屋」があります。

奇妙な名前の茶処ですが、お店が建造されたきっかけとなった幕末の話を聞くと、NHK大河ドラマでの龍馬伝で西郷隆盛と月照上人が小舟に載ったシーンが思い出されました。

忠僕茶屋の前の広場は紅葉の季節も桜の季節も大変なが目の良い場所です。「十一重の塔」のあたりまで引いてカメラを構えるのがよろしいようです。

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