「大極殿」は平安宮において国政を司る主要施設「朝堂院」の中心にある建物でした。1000年前に千本丸太町交差点にあったのです。写真は左右が千本通(かつての朱雀大路)、西に向かって撮影しています。
交差点の北西、歩道上に「大極殿跡」としるされています。大極殿はまさにこの位置に建っていたのです。
そばには説明ボードもあります。イラストの中央、大きな建物が大極殿です。
すぐそばの児童公園内には石碑があります。
立派な石碑ですね。明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して建てられました。
石碑の前には源氏物語千年紀の際に建てられたと思われる真新しい説明ボードがありました。
より詳しく描かれていますね。
この近辺に平安宮に関する説明ボードが多数設置されましたが、その場所を説明するボードもあります。
千本通側に開いた児童公園入口には古い道標が建っていました。バス停の横です。平安遷都から約400年間このあたりは平安京の中心でしたが、その後は現在の御所のあたりに移転するまで繁栄し、その後寂れてしまいます。秀吉の時代になって聚楽第が築かれふたたび華やかになりますが、たった8年で取り壊されてしまいます。頂点を極めた地域なんですね。
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