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京都のモニュメント
「高瀬川 一之船入」 - 2014年4月12日ICHINO-FUNAIRI, Takase River, Kyoto - April 12, 2014
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一之船入(いちのふないり)は、貨物運搬用の運河「高瀬川」における船着場/荷揚げ場のひとつ。二条下ル、料亭「豆屋源蔵」の向い。荷揚げ場は現在「日本銀行京都支店」。国の名勝天然記念物に指定。二之船入、三之船入もあったが残っていない。
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高瀬川は、木屋町通に流れる運河。もちろん現在は荷物運搬として利用されていませんが、明治以前は京都と大阪を結ぶ運搬路。川幅は現在よりも広く、荷物を載せた高瀬舟が行き交っていました。
荷揚げ場として入江のように設置されたのが「舟入」、その最も北端にあったのが「一之船入」です。その遺構は保存され、国の名勝天然記念物となっています。写真の、左右に流れるのが高瀬川、左が鉄格子が一之船入への入口、そして復元された高瀬舟。川は水深がないので、船の底はたいらです。また動力はないので人力て牽引していました。
高瀬川側から一之船入の奥を眺めました。現在、左側はベンガラ壁の料亭が並んでいます。
一之船入の入口です。Google地図(Map)をご参考に。
見学用のデッキが設置され、そこに説明パネルがあります。
江戸時代の風景。荷物を満載した舟を2名で引っ張っていますね。
対岸の建物は「京都銀行協会」、荷物を揚げおろす場所があったところです。
一之船入をかこむのは「日本銀行」、「京都銀行協会」、喫茶、料亭まど。当時を忍ばせるのは石垣と水面。