鴨長明が晩年、遁世生活で過ごしたという方丈は下鴨神社の摂社・河合神社の境内に復元されています。
1丈は約3m。3m四方の小さな小屋です。
この方丈は組み立て式になっています。最初は大原、その後、この方丈を荷車に乗せてあちこちを転々と渡り住み、最後の場所は伏見区日野町だったようです。
以前は垣根がなかったのですが最近設置されました。雰囲気は出ていますが、中がよく見えなくなりましたね。
屋内外は完全に一体化しています。屋根と外壁は雨風を防ぐ程度です。中央に囲炉裏があります。内部は結構広くて、以前にTV番組の紹介では女優の羽田美智子さんが中に寝転び「広い、広い」とおっしゃってました。
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