ホテルアバンシェル京都(旧ホリデーイン京都)の南東かどの交差点です。右手に東大路高野第3団地が見えますが、この一角にレンガ作りの建物があります。
京都の町は注意して歩くといたるところにこのような石の道標が立っています。1000年以上続いた首都です。訪問者も多かったからでしょうね。この道標は左に大原を指しています。江戸時代以前は当然東大路はなく、賀茂川沿いのここが街道だったのでしょう。
ノコギリ状の壁に空いた煉瓦アーチ(上の写真、左端)をくぐると、あらら、こちらも煉瓦の壁。そう、壁だけが建っているのです。屋根はどのように葺かれていたのでしょうか。
壁の一番奥には石仏が祀られていました。
それにしても十分すぎる転倒防止の支え。こんなに立派です。
アーチから西向きに眺めました。
壁につながったこの建物は現在、集会所、兼、管理事務所に使われています。
壁はツタに覆われているのですが、落葉していました。紅葉したツタはきれいでしょうね。かつてこのあたりはカネボウのギザギザ屋根の京都工場がずらっと並んでいたそうです。
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