「旧鐘紡京都工場」

撮影 2011年12月4日
Kyoto Factory, Kanebo - December 4, 2011
kyoto-sozoro.jpg

旧鐘紡京都工場汽缶室(きゅうかねぼう きょうとこうじょう きかんしつ)、気罐室はボイラー室。1907年竣工のレンガ造り。設計は横河工務所、施行は竹中工務店。昭和50年に工場は閉鎖、跡地は公団住宅になった。現在は一部が東大路高野第3団地の集会所として使われている。
・京都市左京区高野東開町  map
・市バス 「高野橋東詰」下車西へ徒歩5分
・駐車場なし

ホテルアバンシェル京都(旧ホリデーイン京都)の南東かどの交差点です。右手に東大路高野第3団地が見えますが、この一角にレンガ作りの建物があります。

kanebokyoto11.jpg

京都の町は注意して歩くといたるところにこのような石の道標が立っています。1000年以上続いた首都です。訪問者も多かったからでしょうね。この道標は左に大原を指しています。江戸時代以前は当然東大路はなく、賀茂川沿いのここが街道だったのでしょう。

kanebokyoto11.jpg

ノコギリ状の壁に空いた煉瓦アーチ(上の写真、左端)をくぐると、あらら、こちらも煉瓦の壁。そう、壁だけが建っているのです。屋根はどのように葺かれていたのでしょうか。

kanebokyoto11.jpg

壁の一番奥には石仏が祀られていました。

kanebokyoto11.jpg

それにしても十分すぎる転倒防止の支え。こんなに立派です。

kanebokyoto11.jpg

アーチから西向きに眺めました。

kanebokyoto11.jpg

壁につながったこの建物は現在、集会所、兼、管理事務所に使われています。

kanebokyoto11.jpg

kanebokyoto11.jpg

壁はツタに覆われているのですが、落葉していました。紅葉したツタはきれいでしょうね。かつてこのあたりはカネボウのギザギザ屋根の京都工場がずらっと並んでいたそうです。

kanebokyoto11.jpg


Ads by Google

Copyright (C) 2015 ZauCats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ