右が今出川通、左の細い道が山中越え(志賀越え)の旧街道、京都と滋賀をつなぐ道です。今出川通りを挟んで南と北に石仏があります。北側は「太閤の石仏・子安観音」、そして南側はここでご紹介する「大日如来」です。
その旧街道沿いに立つのが大日如来二体。自転車が停めてある左の小さな屋根がそれです。
覆屋の下に仲良く並び、往来人の通行の安全を願っています。
右の大日如来
左の大日如来
白川石を使った道標です。健造は嘉永二年とあります。左面は「すぐ ひえいざん、唐崎、坂本」、正面は「南、左 三条大橋、知恩院 南東 祇園清水、東西本願寺」とあります。手前の小さな道標には「天神宮社」(北白川の天神宮)と書かれています。
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