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京都のモニュメント
JR稲荷駅の「ランプ小屋」撮影 2013年2月
LAMP KOYA, JR Inari Station, Kyoto - February, 2013
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ランプ小屋(らんぷごや)。JR奈良線稲荷駅にある国鉄最古の建物、1879年建造。東海道線は当初、膳所から京都間は大きく南を迂回し、稲荷を通過していた。ここに唯一残された旧東海道線の遺構である。その後、現線路が開通し稲荷経由の路線は廃線になった。準鉄道記念物に指定。
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京都検定の受験勉強で必ず覚えるべきモニュメントのひとつに、この「ランプ小屋」があります。場所はJR稲荷駅構内。
JR稲荷駅は伏見稲荷の玄関口。駅の真正面が参道です。
さてこの「ランプ小屋」ですが、駅の構内にあるため、駅の外から内部を見ることができません。いや、もともと内部を見学するためには事前予約が必要ですので、駅の構内からでも外観のみしか見ることができません。
東海道線が建設された当初、現路線とは異なり、大津市の膳所から南西に向かい、勧修寺を経由して稲荷に至り、そこから北上、現奈良線ルートで京都駅につながっていました。ランプ小屋は旧東海道線の遺構なのです。
かつての鉄道は電気照明がなく、車内あるいは保線用にランプが用いられていました。危険な大量の油を保存しなければならないため堅牢な煉瓦作りとなっています。かつてはすべての主要駅に設置されていましたが、現在残っているのはここ稲荷駅を始めとして10数カ所のみです。
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