京の名水「御手洗井」

撮影 2016年7月
MITARAII Well, Kyoto - May 2016
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御手洗井(みたらいい)。祇園社御旅所に努めていた藤井助正の邸宅があり、この井戸の霊水を御旅所に毎朝捧げていたという。織田信長は井戸の名声を聞き、井戸に鍵をかけた。その後、祇園会の期間のみ門を開けて開放した。この慣習は現在まで続いている。
 ・場所 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町
 ・アクセス 地下鉄「四条烏丸駅」下車、徒歩3分
 ・駐車場 なし

「御手洗井」は、四条烏丸を上がったところ、烏丸通の東側に面していますが、普段は門が閉まっています。撮影した7月19日は祇園祭の最中ということで柵が開放されていました。

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祇園会の7月14日から24日は提灯やしめ縄が飾られ、柵が一般開放されますので井戸の名水を味わうことが出来ます。

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入り口に立つ鳥居に刻まれた文字をよく見ると、、、

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手洗水町と刻まれています。豊臣秀吉の時代、「御手洗井」周辺の町民の申し出により、手洗水町(てあらいみずちょう)という町名を授かったそうです。この町名は現在まで続いています。

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烏丸通に面していますので四条烏丸付近の歩道を歩くときにはちょっと覗いてみてください。

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