東山区の円山公園内に「坂本龍馬と中岡慎太郎の像」が建っています。場所は、八坂神社から山側に向かって進み、有名な枝垂れ桜の横、料亭「いそべ」の手前です。台座を含めて高さ6m以上の立派な銅像です。
左に立つのは坂本龍馬、右に膝をつくのが中岡慎太郎です。実はこの銅像は2代目です。初代は1936年に建立されましたが第二次大戦中に金属供出によって取り壊され、この像は1962年、京都高知県人会有志によって再建されたものです。
坂本龍馬と中岡慎太郎はともに土佐藩郷士でしたが脱藩し幕末に活躍します。竜馬は海援隊、慎太郎は陸援隊を結成。薩長同盟と大政奉還の立役者、そしてともに近江屋で暗殺されてしまいます。
坂本龍馬と中岡慎太郎の像の向かいには開花前の大きな枝垂桜。円山公園の東端です。この付近東山一帯は幕末の志士達の活躍の場でもありましたので、若くして世を去った二人がその後の京都の街を眺めるのにふさわしい場所として選ばれたのでしょう。
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