詩仙堂への参道と曼珠院道がまじわる交差点の南側に一本の松の木。これは、その昔、宮本武蔵が吉岡一門と決闘を行った場所です。
諸国を巡って武道の修業に励み、1605年、吉岡一門に挑戦します。吉岡兄弟を破った武蔵は下り松の下で最後の戦いに挑みます。
「武蔵 宮本 決闘之地」の石碑です。
こちらは「大楠公戦陣蹟」。「宮本・吉岡決闘之地石碑」の右隣りに立っています。1336年、後醍醐天皇軍を率いる楠木正成はここに陣を張り足利尊氏軍と戦いました。南北朝時代の始まりです。
下り松のすぐ近くにある和菓子の「一乗寺中谷」さん、「一乗寺下り松 武蔵」という武蔵まんじゅうを購入できます。またカフェもあって、お茶と簡単な食事ができます。今回は先を急いでいましたのでパスしました。
もよりの叡山電車「一乗寺駅」です。ここからまっすぐ東に向かって歩いて6分です。
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