絶景かなドットコム
> 京都観光 Index
> 京都のモニュメント
京都のモニュメント
清水寺境内の「舌切茶屋」撮影 2013年3月
SHITAKIRICHAYA, Kiyomizu Temple, Kyoto - March, 2013
| |
舌切茶屋(したきりちゃや)。幕末、討幕運動に身を投じた清水寺・成就院の月照上人は西郷隆盛とともに薩摩に逃亡。成就院執事であった近藤正慎は、六角獄舎に捕らえられても上人の行方を白状せず、最後は自身の舌を噛みきって最後を遂げた。のち、清水寺は近藤正慎の功績に報いるため家族に境内にて茶屋を営む権利を与えた。これが舌切茶屋。現在4代目。
|
清水寺の拝観は朱色の門からスタート、清水の舞台から奥の院、絶景を眺めながら下って行くと茶処と音羽の滝です(写真)。
清水の舞台を上に眺めながら、さらに進んでいくと少し広くなった所に休憩所があります。
「舌切茶屋」という奇妙な名前。舌切り雀とは何ら関係ありません。この茶処がどうしてこの場所にあるのか、由緒を聞けば、幕末の壮絶な時代背景の記憶に蘇ります。
なお、俳優の近藤正臣さんにとって近藤正慎はひいおじいさん。母親の嫁ぎ先の姓をうけて、近藤正臣さんの本名は「川口正臣」だそうですが、近藤正慎の子孫ということで誇りに思い、「近藤」姓を芸名に選んだとか。
Ads by Google
|