京都は美味しい水の都、平安時代から数々の名水が知られ、なかでも京都御苑の東側に隣接する梨木神社の境内にある「染井」は「京の三名水」のひとつです。ちなみにあとふたつは京都御苑内の「懸井」と堀川五条下ルの「佐女牛井(さめがい)」です。
染井の井戸は、参道をまっすぐ本殿に向かって進み、社務所を過ぎた左手にあります。
こちらが染井の井戸です。
左側が参拝者の手水舎として、また右側には染井の水を飲料水として利用される方のために蛇口がもうけられています。口に含んでみましたが甘くてまろやか、水汲みに来る方が耐えない理由がわかります。
水汲みに来られた方が美味しさの理由を話して下さいました。なんと等持院の近くからはるばるここまで汲みに来られているカフェ「tiisana.niwa」のオーナーさんです。お客様にお出しする料理の水はこの水でなければならないという大変なこだわり。また他にもこの水と水道水の違いを色々話して下さいました。
京の三名水のうち残り2つは枯れてしまって飲むことはできなくなっていますが、こちらは現役です。
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