「高瀬舟」、一般的には森鴎外の小説で名前が知られています。今日は「高瀬川 舟まつり」、いつもは高瀬川の川べりから眺めるだけの高瀬舟にあがれるのです。また島津製作所とがんこ二条苑庭園の一般開放、長野・高地・山口各県人会による物販販売も行われました。
舟は水上に浮いているわけではなく、固定されていますので、何人乗ろうと安全です。今日は舟まで板が渡してあります。舟の左手には「一之船入」が広がります。唯一保存されている船着場です。
子供たちに人気のようですね。自由に橋を渡っています。たとえ橋から落ちても水深はたいへん浅いので危険はありません。高瀬川の水は鴨川と並行して流れる人工の「みそそぎ川」から引き込んだものです。京都の南北の勾配をうまく利用し、高瀬川の水はおだやかに南へと流れていきます。
俵が無造作に積み上げられています。いつもはきれいに並べてあるのですが。
8月5日撮影した、夜の高瀬舟、こちらのほうが風情がありますね。
|